「信用金庫を辞めたい。でもやりたいことも特にないし、どうしたらいいかわからない」
今回はこんな悩みに応えていきます!
辞めたい気持ちが大きくなると、(今すぐ会社から離れたい…)と思いますよね。
しかし、信用金庫を辞めたい!と思って、焦って退職・転職するのは危険です。
在職中にできることは済ませておくと、悔いなく退職し、スムーズに転職できます。
本記事では、信用金庫を辞めたい!と思った時にすべきことや、信金職員におすすめの転職先などご紹介します。
信用金庫辞めたい!と思って即退職は危険
信用金庫を辞めたい!と思い、焦ってすぐに退職するのはやめましょう。
理由は以下の通りです。
- 「また辞めるのではないか?」「忍耐力がない」など、早期退職は雇用主に悪い印象を与えるから
- 焦りが先行し、企業選びを失敗してしまうから
こうなると、たとえ信用金庫を辞めても、次の職場でもまた退職してしまう可能性が高くなります。
よく考えて、今の職場で改善できそうなことは、解決方法を探していくのがいいでしょう。
精神的に追い詰められ、病気になると大変です。そういった場合は即退職しましょう。
信用金庫を辞めたい時にまずやるべきこと
「信用金庫を辞めたい」と思った時、まずやるべきことについてまとめました。
- 職場の先輩・同期・友人などに相談する
- 転職エージェントに相談する
- 情報収集をする
職場の先輩・同期・友人などに相談する
職場の先輩や同期、友人など、心許せる人に職場で悩んでいることを相談してみましょう。
例えば、職場の先輩であれば、同じような悩みを抱えた経験や、克服方法を知っているかもしれません。
同期や友人への相談は、励まし合い、困難を乗り越える仲間になることもあります。
一人で抱え込まず、まずは今の状況を周囲の人に相談してみると、解決できることがあるかもしれません。
転職エージェントに相談する
転職エージェントに在籍する、キャリアアドバイザーに相談するのも一つの手です。
アドバイザーに転職の悩みを相談することで客観的な意見がもらえ、解決策が見えることもあります。
実際に転職しよう!と決断した時も、履歴書添削や面接対策など二人三脚でサポートしてもらえる点も大きなメリット。
気軽に登録して、相談してみるのもおすすめです。
情報収集をする
SNSや求人サイトなど活用して情報収集を行いましょう。
具体的には以下のようなものがあります。
- SNS(Xやインスタグラム、YouTubeなど)
- 求人サイト
- キャリアSNS(WantedlyやYoutrustなど)
- 企業の公式サイト
- 業界の情報サイトやニュースサイト
- イベントやセミナー
- 書籍
- 企業レビューサイト(OpenWorkなど)
最近は正社員雇用だけでなく、フリーランスや起業、複業など、働き方の多様化が進んでいます。
色々なワークスタイルを知り、自分にマッチする仕事を探していきましょう。
信用金庫を辞めたい人は自己分析を徹底的にする!
「信用金庫を辞めたい。でも次に何をしたらいいかわからない」
「自分に何が向いているのかわからず、自信喪失している」
そういった人は、自己分析をしっかり行うべき!
自己分析をして得られるメリットは以下の通りです。
- 企業選びのミスを防げる
- 将来の目標ができる
- 自分のことを深く理解できる
それぞれ、詳しく解説していきます。
メリット1. 企業選びのミスを防げる
転職活動を進めると、どの企業も輝いて見え、職業や転職先を選ぶのが難しいと感じることもあるでしょう。
自分の適性や志向性の把握ができる自己分析では、仕事への条件が絞れるため、企業・仕事選びの失敗を予防できます。
例えば、Aの企業は月給20万円の営業職。Bの企業は月給15万円の経理職と、2つの求人があるとします。
自己分析をして、自分が以下のような性格・人物だとわかった場合、どちらを選択すべきでしょう?
- 信用金庫では営業が辛いと感じていた
- 大学時代はバイトの給与管理を苦なくできた
- 性格はきっちり、正確、真面目
- 給与にこだわりはない
おそらく上記のような方は、Bの企業の方が適していそうです。
このように、自己分析によって企業選びのミスを防ぎつつ、自分に合ったキャリアパスや職業選択で、次の職場での早期退職も防ぎます。
大事なのは取捨選択です。進む方向性を定めていきましょう。
メリット2. 将来の目標ができる
自己分析をすることで、将来の目標や今すべきタスクが見えてきます。
例えば、自己分析で「Webデザイナーに興味がある、デザインやレイアウトが得意」とわかったとします。
次に「WebデザイナーはPhotoshopやIllustratorといった専門ソフトを使える必要がある」ことに気づくと、「〜までに〜のレベルまでできるようになる」といった具体的な目標を立てます。
メリット3. 自分のことを深く理解できる
自己分析では、自分の得意・不得意、仕事への価値観など、可視化して整理できます。
自分を客観視することで、性格やコミュニケーションスタイルがわかるようになり、職場での人間関係やストレスへの対処法などが見えてきます。
また、自己分析によって、選択に理由や意図を持てるようになり、自信を持って行動できるようになります。
これは、仕事でもプライベートでも大きなメリット。
自分らしい働き方にシフトしていけるでしょう。
信用金庫を辞めたい人は自己分析専用ノートを作るべき!
「転職活動や職業選びで困った時」「考えを整理したい時」は、自己分析ノートを一冊作り、まとめていると確認がしやすいです。
また、自己分析の方法は、以下の書籍を参考にしてみてください。
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド [ 八木 仁平 ] 価格:1,540円(税込、送料無料) (2024/7/16時点) 楽天で購入 |
この本は、シンプルかつ簡単に自己分析ができる一冊です。
やりたいことの見つけ方が3ステップでわかり、体系的かつ論理的に理解できます。
巻末には、仕事への価値観に関する質問や、好きなことを見つけるための質問など、自分のやりたいことを言語化できる有益な本です。
自己分析の方法に困っている方は、ぜひ一度実践してみるのをおすすめします!
私もこの本でやりたいことを見つけられました!
信用金庫を辞めたい人におすすめの転職先とは?業界・職種を紹介
「信用金庫を辞めたいけど、何が向いているのかわからない」と悩んでいる人へ、ここでは、信用金庫を辞めたい人におすすめの転職先についてまとめました。
- Web業界
- 企業の経理職
- 地方公務員
Web業界
信用金庫で働いていた人におすすめの業界に、Web業界があります。
Web業界には、以下のような仕事があります。
- Webエンジニア
- Webデザイナー
- Webライター
- Webマーケター など
例えば、以下のような人におすすめです。
- スピード感を持って仕事をしたい
- 連携して業務を進めていきたい
- 流行に敏感だ
- 手に職をつけたい、スキルがほしい
- フリーランスにも興味がある など
Web業界にはいろんな仕事があり、どの職種が向いているか?しっかり吟味することが大切です。
また、Web業界への求人は未経験募集もあり、最近ではスクールが就職支援を行なっているケースも増えてきています。
「でもスクールに行くお金がない」
そういった場合、教育訓練給付制度の活用がおすすめです。
この制度を活用すると、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給されます。
※注意 スクールやコースが国から認定を受けているか?といった確認が必要
認定を受けている学校には、以下のようなところがあります。
「自分が身につけたいスキルを習得できるのか?」「希望とする職業になれるのか?」など、事前にチェックしておきましょう。
企業の経理職
企業の経理職も、信用金庫で働いていた人に適している仕事と言えるでしょう。
経理職の業務内容は、主に以下のような仕事があります。
- 会計記録:日々の取引記録、勘定科目管理、仕訳記帳
- 税務業務:税金計算、税務申告
- 財務管理:経費の精算、予算管理、資金繰り管理
- 決算:月次・四半期・年次決算の準備 など
例えば、以下のような人にマッチします。
- 性格は、真面目で正確・きっちりしている
- 信用金庫では出納を担当し、得意だった
- ワード、エクセルなど、ある程度のパソコンスキルがある など
会計基準や税法といった会計知識や、簿記、FPなど勉強していた人は、経理職でも活躍します。
「金融知識や今まで勉強したことを活かしたい」と考えている人におすすめです。
最近では、オンライン経理代行もあります。在宅で経理職に就くことも可能です。
地方公務員
信用金庫で働いていた人は、地方公務員にも向いています。
地方公務員の仕事は、具体的に以下のようなものがあります。
- 市役所職員:市民サービス、地域振興、福祉業務など
- 都道府県職員:広域行政、都市計画、産業振興など
- 教育委員会職員:学校運営、教育政策、教育支援など
例えば、以下のような人に適性があります。
- 営業活動が苦手
- カレンダー通りの休みが希望
- 福利厚生が充実していてほしい
- 地域に貢献して働きたい
ただし、地方公務員になるには、採用試験に合格する必要があります。
試験内容や採用基準は自治体によって異なりますが、筆記試験、面接、適性検査など行われることが多いです。
詳しくは、各都道府県や市町村のHPで確認してみましょう。
まとめ:自分の思いを無視しないことが大事
本記事では、信用金庫を辞めたい人向けに、退職したい時にすべきことや自己分析の方法、おすすめの転職先など紹介しました。
「辞めたい」と思う時は、キャリアを変化させる転機です。
「どのようにキャリアを築いていきたいのか?」自分自身としっかり向き合い、取捨選択していくことが重要です。
自分の気持ちを無視せず、イキイキと働ける場所を見つけていきましょう。
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