「英会話講師への転職に興味あるけど年収が気になる」
「英会話講師は稼げる?稼げない?」
今回はこんな疑問を解決していきます!
英会話講師の年収は、勤務形態や指導する生徒によって差があります。
たとえ年収が低くても、対策することで年収が高い講師になることも可能です。
そこで本記事では、英会話講師の年収をまとめました。
英会話講師の年収を上げるコツや、転職先で年収の高い英会話講師になる方法も紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください!
英会話講師の年収は約320万円
厚生労働省の調査によると、英会話講師の平均年収は約320万円になっています。
これは、給与所得者の全国平均458万円と比較すると、英会話講師の給与は低いと言えます。
もし、契約社員として英会話講師になるなら、給与は少ないと思っていた方がいいでしょう。
そのため、英会話講師として稼ぎたいのであれば、正社員採用がおすすめです。
出典:(令和5年度賃金構造基本統計調査_産業082その他の教育、学習支援業より)(出典:国税庁_令和4年分 民間給与実態統計調査)
英会話講師、年収の相場をチェック!
ここでは、英会話講師の年収の相場について解説していきます!※目安としてご覧ください。
英会講師の種類 | 年収の相場 |
子ども向け英会話講師 | 200〜400万円 |
オンライン英会話講師 | 200〜400万円 |
塾や予備校の英語講師 | 300〜500万円 |
法人向け英会話講師 | 300〜500万円 |
子ども向け英会話講師 200〜400万円
子どもを対象した英会話講師の場合、時給1,000〜1,500円(年収200~300万円)ほどが相場です。
マネージャー職まで昇格すると、年収400~500万円まで上げることもできます。
募集は時短勤務や契約社員、正社員などさまざま。
最近ではプログラミングやパソコンを英語で教えるなど、多様なクラス展開をするスクールが増加。柔軟な対応力が求められるでしょう。
オンライン英会話講師 200〜400万円
オンライン英会話講師の給与相場も、時給1,000〜1,500円(年収200~400万円)ほどです。
勤務時間の自由度が高いため、頑張れば年収を上げていけるでしょう。
ただし、企業によっては時給制のため、安定性に欠ける点は注意が必要です。
塾や予備校の英語講師 300〜500万円
予備校の英語講師は、年収300〜500万円が相場です。
調べると、東大の入試対策を行う英会話講師では、時給 4,000円 ~ 6,000円の募集もありました。
法人向け英会話講師 300〜500万円
企業研修講師やTOEIC指導講師は、時給2,000~3,000円ほどです。
正社員での募集は少なく、契約社員や業務委託での採用が多い傾向。
そのため、福利厚生が充実してない場合があります。
法人向け英会話講師は、高い英語力だけでなく、コミュニケーション能力も必要です。
英会話講師の年収をアップさせるコツ
ここでは、英会話講師の年収をアップさせるコツについてまとめました。
- 資格取得を頑張る
- 管理職に昇進する
- 営業スキルを身につけて成績を出す
- 独立する
資格取得を頑張る
英検1級取得、TOEIC高得点獲得など、英語関連の資格取得がおすすめです。
特定の分野に強みを持つことで、ニッチな市場での需要が高まり、時給もアップします。
英会話講師として入社後、資格取得で差をつけ、権威性やレア人材として年収を上げていきましょう。
管理職に昇進する
マネージャーや部長といった、管理職に昇進すると年収が上がります。
厚生労働省の調査でも、年齢が上がるにつれて年収が上がっていることがわかります。(令和5年度賃金構造基本統計調査_産業082その他の教育、学習支援業より)
管理職になるには「スクール運営への貢献度が高い」「リーダー性が高い」など、基準が設けられている場合もあります。
「どうすれば昇格できるのか?」入社前の説明会やスクール見学の段階で質問し、キャリアフローを明らかにしておきましょう。
営業スキルを身につけて成績を出す
英会話講師は「講師」と言えど、スクール運営における売上が必要不可欠な職種です。
ただ教えるだけでなく、提案スキルを身につけて営業成績に貢献しなければ、年収を上げられません。
売上貢献や目標金額に達成すれば、昇給します。
例えば、子ども向けの英会話講師であれば、以下のような営業活動を行います。
- 新規レッスンや新しい教材の提案
- 英検・TOEICなど、資格取得対策レッスンの提案
- 保護者へのフォロー電話から追加レッスンの提案 など
他にも、本来休みである日にレッスンを担当すれば、休日出勤手当で収入が上がることもあります。
英会話講師の年収アップには、この営業力がマストです。
日々の生徒の様子をよく観察し、効果的な提案を続けていきましょう。
独立する
独立してフリーランスとして働く場合、独自の価格設定を展開してマーケティングしていけば、給与を上げられます。
また、業界内でのネットワーキングを強化し、良い情報をいち早く入手することも重要です。
ただし、完全独りで進めると、挫折しがち。
SNSの活用やコミュニティの参加など、フリーランスとしての幅を広げ、独自で開拓するのがおすすめです。
未経験でも英会話講師になるヒント
「英会話講師に転職したいけど英語力に自信がない、、」
といった方に向けて、未経験でも英会話講師になるヒントをご紹介します。
国からの制度を使って資格を取得する
英語教育に関する資格(TEFL、TESOL、英検など)を取得すると、英語力への信頼性と雇用機会が増え、結果的に年収アップにつながります。
独学でも取得は可能ですが、時間がかかり、モチベーションも下がりがちです。そこで英会話スクールに通うのがおすすめです。
「でも資格取得のためのお金がない、、」といった方は、一般教育訓練給付制度を使ってみてください。
一般教育訓練給付制度とは、厚生労働大臣の指定する教育訓練を受講し、一定の条件を満たした方が申請すると、受講費用の一部が支給される制度です。
例えば、ECC外語学院では、支払った学費のうち20%(最大10万円)が給付されます。
スクールやコースは、厚生労働省に認定されているものでないといけません。
対象の授業があるか?よくチェックしておきましょう。
前職の仕事で培ったスキルをアピールする
英会話講師によっては、前職の仕事で得たスキルをアピールすることで、未経験でも採用が決まることもあります。
例えば、私は以下の点で面接官の反応がよく、子ども向け英会話講師になれたと分析しています。
- 元小学校教員で、保護者・子ども対応や教えることに慣れている
- 元金融機関の職員で、営業や電話対応の経験あり
- 元々大学で英語教育を専攻していた
- 大学受験や高校受験で英語学習に励んでいた
- 海外の先生とのやりとりに違和感がない
実際私は英検2級で留学経験などなく、リスニングや会話に苦手意識があり、英語力は到底高いとは言えない状態で採用されました。
自分が転職先で何を貢献できるのか?何が得意か?を棚卸しすると、採用の確率がアップします。
まとめ:昇進や英語力アップで年収を上げる!
英会話講師は、勤務形態や指導する生徒によって年収が異なります。
営業力を鍛える、資格取得など、自己研鑽に励んで年収を上げていきましょう!
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