
自己分析をしたいと思って本を購入したいけれど、どれがいいのかわからない。
それに、自己分析に本は必要ない!とかっていう話も聞くし、、。
誰か自己分析の本について詳しい人いないかな、、
今回はこんな疑問に応えていきます!
自己分析をするのに、本が必要か?不要か?など、ネットでいろんな情報が回っていますよね。
結論から言うと、人によっては自己分析の本によって自分の天職と出会えている人もいます。
使い方次第では転職活動にとても役立つので、「自己分析を真面目に取り組みたい人」は読んでいて損なしです。
本記事では、自己分析におすすめの最新の本13選を紹介します。
〈この記事を書いた人〉
ライター ゆり
- 大学時代に自己分析をしなかったことで、新卒入社した会社で挫折
- 3年間で計3回の転職を繰り返し、さらに自己嫌悪になる
- 自己分析の本で徹底的に自分と向き合い、天職(ライター)に出会う
自己分析に本はいる? いらない?
自己分析をする際、必ずしも本が必要というわけではありません。
ですが本で自己分析を真面目にしたことで、適職に出会っている人もいます。



実際私も本を通して自己分析を真面目にやったことで、天職と巡り会えた一人です。
本で自己分析をするのが向いている人の特徴は、以下の通り。
本で自己分析をするのが向いている人の特徴
- 自分に合う職業がわからなくて困っている
- 転職カウンセラーや周りの人に相談しても、自分のことがよくわからない
- 自分のキャリアについて他人に相談するのは恥ずかしい
- いろんな方法で自己分析を試したけど、結局どれもピンときていない
- キャリアにおける新しい視点や気づきを得たい
- 自分が考えていることを可視化して整理したい
- 時間をかけてじっくり自分のことを知りたい
- 次の職種では長く腰を据えて働きたい
- 自信を持って転職活動をしたい
以下では、自己分性の本の種類について解説します。
自己分析本の種類
自己分析本の種類は、おもに以下の2つ。
- 書き込み・ワークシート型
- 読書型
書き込み・ワークシート型
書き込み・ワークシート型は、実践的に自己分析を進められるよう構成されています。
このタイプの本のメリットは以下の通り。
書き込み・ワークシート型のメリット
- 自己理解を深める具体的な質問が盛り込まれている
- 具体的な行動計画が立てやすい
- 自己認識を深められる
- 進捗を視覚的に確認できる
- ノートや本の書き込みによって後から見返せる
- 書き込んだ内容を他者に見せてフィードバックしてもらえる



最近書店で並ぶ人気の自己分析関連の本は、だいたいこの「書き込み・ワークシート型」が多い印象です!
「書き込み・ワークシート型」の自己分析の本は、特に以下のような人におすすめ。
「書き込み・ワークシート型」の本がマッチする人の特徴
- 実践的に自己分析を進めたい人
- 目に見える成果を出したい人
- 自分について明確に言語化したい人
- 自分の考えを整理したい人
- 転職の計画やキャリアプラン、今後の目標を立てたい人
- 自己分析を繰り返し行いたい、または定期的に振り返りたい人
自分の今の状況や気持ちと向き合い、自分にマッチする本を探していきましょう。
読書型
読書型の本とは、理論的に自己分析を進め、知識や考え方を学ぶ形式の本のことです。
自己分析に関する心理学的な理論や、成功・失敗経験を語る著名人からのストーリーなど、深い理解を得られます。
読書型のメリットは以下の通り。
読書型のメリット
- 心理学や自己啓発の視点から自己分析できる
- その業界の特徴や課題をキャッチできる
- 他者の成功体験や失敗から具体的な行動を考えられる
- 人生の目的や価値観の探求まで広げられる
- 自分の人生により深い視点を持てる
「読書型」の本がマッチする人の特徴は、以下のようになります。
「読書型」の本がマッチする人の特徴
- 自己分析を深く掘り下げてみたい人
- 自己肯定感を上げて自分に自信をつけたい人
- 自己成長に興味がある人
- 自分のキャリアや人生の方向性を見直したい人
- 転職で新しい視点を得たい人
- 理論的なアプローチで自己分析を進めたい人
以下の章では、実際におすすめの本について紹介します。
【2025年最新】自己分析におすすめの本8選!-書き込み・ワークシート型編-
ここでは、書き込み・ワークシート型の自己分析の本、おすすめ8選を紹介します!
※画像はすべてamazonから引用
1.世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
本書は、自分の価値観や強みから、やりたいことを見つけられる一冊です。
実践的なワーク形式で自己分析できるため、段階的に自己分析を進められる点がポイント。
「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」の3つを掛け合わせ、「本当にやりたいこと」を探し出してくれる本となります。



私は「この本を全国の進路指導室においてもらいたい!」と思うぐらい、有益な本だと思いました!
2.科学的な適職
「科学的な適職」では、仕事選びでの7つの誤解を解き明かし、科学的な視点で適職を見つける方法を提案しています。
本書では、自由や達成、仲間という要素が、幸福な仕事に必要であると述べられています。
これらの要素を元に「マトリック分析」という方法から、これまで職業を数値化しつつ、職業の適性度を可視化できます。
過去・今の職業や、職場環境の向き・不向きが整理・分析できる、優れた一冊です。



「なぜ前職が不一致だったのか」という謎が解決し、次の転職での失敗を回避できる一冊だと思います!
3.転職と副業のかけ算
「転職と副業のかけ算」は、転職と副業を通じて自分の市場価値を高める方法を紹介した一冊です。
著者のmotoさんは、「自分という会社を経営する」マインドを持ち、会社に依存しない働き方を目指すことを重要視しています。
さらに、「軸ずらし転職」で年収を上げ、成功体験をコンテンツ化して不労所得を得る方法も解説。
4.転職2.0
「転職2.0」は、従来の転職を180度変える本として注目されている一冊です。
本書によると、『これからの転職は、「シナジー(カルチャーフィット)で仕事を選ぶ」「市場でポジションをとる」』など、柔軟で戦略的な思考が重要だと解説。
転職に成功する新ルールや、自己の強みを「タグ付け」し発信する方法も紹介しています。
5.適職の地図
「適職の地図」は、7日間の「適職クエスト」を通じて、自分の強み・やりたいことを見つけられます。
本書は、自己分析が苦手な方でも楽しく取り組めるようワーク形式で設計されており、ゲーム感覚で進められるのが特徴。
6.自分らしく生きるための自己分析
「自分らしく生きるための自己分析」は、自己分析を通じて自分の本質を理解しつつ、目指すべき人生設計が描ける一冊です。
実際の人生ストーリーを基にした私小説を題材にし、読者が追体験しながら自己分析力を高められるように構成されています。
特に、過去の失敗や挫折から学び、強みを見つける方法を描いており、自己肯定感を育む手助けをしてくれます。
巻末のワークシートでは、言語化力や自己アピールのスキルを向上させ、面接やエントリーシートにも活かせるようになります。
7.ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ


本書は、ハーバード・ビジネススクールのキャリア相談室長が、成功への道筋を描くアプローチを伝授する一冊です。
就活や転職、人間関係、昇進など、人生のさまざまな局面で「自分は何がしたいのか」「成功とは何か」を見つける方法がわかります。
自分を深く理解し、潜在能力を最大限に発揮したい人にとって、最良のガイドとなるでしょう。
8.あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析


「あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析」は、4,000人以上の面接に立ち会った著者が、個性と能力を最大限に活かす自己分析の方法を提案する一冊です。
企業の採用担当者としての経験を活かし、自己分析を通じて「心が喜ぶ仕事」を見つけるためのノウハウを解説します。
特に、強みをどう活かすか、企業との相性を見極める方法を明確にし、成功するキャリア戦略を提供します。
【2025年最新】自己分析におすすめの本5選!-読書型編-
ここからは、読書型の自己分析におすすめの本を紹介します。
※画像はすべてamazonから引用
1. かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方


本書は、「かくれ繊細さん(HSS型HSP)」向けに、やりたいことの発見方法を解説しています。
著者によると、「繊細さと活発さを兼ね備えた人は、非繊細さんに比べて悩みや不安を抱えてしまう」とのこと。
具体的なステップで、「なるほど、自分は〜という性格だからか」という自分の内面から自己分析できます。
2. 自己肯定感の教科書


「自己肯定感の教科書」は、自己肯定感を高める方法をわかりやすく体系的に紹介した一冊です。
自己肯定感を無理に「高める」のではなく、自然に「高まる」ことを重視し、できることから始めて自分以外の力を借りることの大切さを伝えています。
自己肯定感を構成する要素や、具体的なトレーニング方法を提供し、明日への力を引き出すヒントが満載です。
3. 嫌われる勇気


「嫌われる勇気」は、転職を考えている人に役立つ一冊です。
本書では、他者の期待に縛られず、自分自身の価値観に基づいて生きる勇気を与えてくれます。
アドラー心理学の核心「すべての悩みは対人関係に起因する」という考え方は、転職活動での人間関係の悩みや職場のストレスにも通じます。
4. 僕が若い人たちに伝えたい 2035年最強の働き方


この本では、ひろゆきさんが未来の働き方について提言し、「自分らしく生きる」方法や、最強の働き方などがわかります。
「英会話と大卒資格が最強のカードである」「海外で出稼ぎする方法」など、ひろゆきさんの考えがキャリアのヒントになるかもしれません。
また、就職市場の未来を紹介し、自分らしいキャリアを築くためのヒントが詰まっています。
5. 苦しかったときの話をしようか
この本は、自分をマーケティングする方法や、キャリアを築く具体的なステップがわかる一冊です。
「やりたいことがわからない」と悩んでいる人に向けて、自分の強みを知り、マーケティング的な視点で自分ブランドを設計する方法を伝授。
後半では、劣等感や無価値感に悩む時の心の持ち方や、未来に向かってどう進むべきかを解説されています。
本を通して自己分析を真面目に取り組むメリット
自己分析を本を通して真面目に取り組むメリットは以下の6つ。
自己分析を本を通して真面目に取り組むメリット
- 自分の強みと弱みを明確にできる
- 目標設定がしやすくなる
- 自己肯定感が向上する
- 変化に強くなる
- 人間関係における自分の立ち回りを把握できる
- よりリアルに・多角的にキャリアをデザインできる
自分の強みと弱みを明確にできる
本を通して自己分析に真面目に取り組むことで、自分の強み・弱みを明確にできます。
体系的な問いによって新しい視点が得られるため、考えを整理したい時に有効です。
たとえば、
- 前職のどういう業務が嫌だと感じたのか?
- 前職のどういう職場の雰囲気が居心地悪いと思ったか?
- どういうことが好きで関心を持てるか?
- どんな業務ならスムーズにこなせるか?
- どういう人物に惹かれることが多いか?
など、自分の好き・嫌いや長所・短所がわかると、職業の方向性が定まります。
また、業界や職種への志望意欲も高まるため、仕事選ぶや企業選びがしやすくなります。
結果的に、キャリアや人間関係での成功確率を高められるでしょう。



私は自己分析によって、転職の精度を上げられました。
自分が「どういう人間か?」を深堀りした上で職業選びができたので、不思議と自信も湧きましたよ。
目標設定がしやすくなる
本を通して自己分析すると、自分の価値観や強み・弱みが明確になり、自分にとって本当に重要なことが見えてきます。
その結果、他人の目標や一般的な成功、流行に流されるのではなく、自分に合った現実的で納得感のある目標を設定できるようになります。
たとえば私の場合、好奇心旺盛でとにかく興味がある分野に手当たり次第、応募を繰り返したところ、結局どこにも採用されませんでした。
また、採用されたものの、職場の雰囲気や業界に馴染めず、早期離職することに。
今思うと、ちゃんと自己分析をしていれば失敗を回避できたのでは、、と後悔しています。
「達成したい」「力をつけていきたい」という気持ちが大きくなり、成長意欲が湧くことで、長期的にも短期的にも意味ある目標を設定しやすくなるのです。
自己肯定感が向上する
自己分析を通じて自分を深く理解すると、自己肯定感が向上します。
たとえば私の場合、営業が大の苦手でした。
それなのに、「英語を使えるなら英会話講師になろう!」と安易に思い、英会話講師になったものの、実際は「講師=営業が最重要」の仕事でした。。
そのためすぐに英会話講師も辞めたのです。。
ただ、「教え方がうまい」という評価は生徒からもらっていたので、「この部分は得意なのかも、!」と気づきました。
このように、自己分析を通して、過去に「好評だったこと・褒められたこと」を振り返り、
自分の長所に気づけたことで、「この部分なら、芽が出るかもしれない!」という発見ができました。
変化に強くなる
本を通して自己分析を深めると、自分の価値観や行動パターン、ストレス時の傾向などが見えてきます。
そのため環境が変化したときでも、
「自分が何に不安を感じやすいのか」「どうすれば自分らしく対処できるか」といった視点で冷静に対応できるようになります。



自己分析を深めて自分に合った職業に就くと、その仕事は自然と続けやすいです。
また自己理解が深まると、変化を単なるリスクではなく、自分を活かすチャンスとして捉えられるでしょう。
人間関係における自分の立ち回りを把握できる
本を通して自己分析すると、人間関係における自分の立ち回り方を客観的に把握できます。
たとえば対人関係では「どんな役割を担いがちか?」「どのような言動に安心感やストレスを感じるか?」など、自分のコミュニケーション傾向がわかってきます。



転職活動で大事な社風やチームの色をチェックするためにも、自己分析が欠かせません。
さらに、「気を使いすぎる」「意見を言いづらい」といった無意識のパターンにも気づきやすいです。
こうした気づきは、人間関係のトラブル回避や信頼構築のヒントとなり、より良い関係性を築く土台となります。
よりリアルに・多角的にキャリアをデザインできる
本を通じて自己分析を深めると、短期的な目標から長期的なキャリア像まで、多角的にデザインできます。
「どんな働き方が合うのか?」「何を大切にして働きたいのか?」という点が明らかになると、
感覚ではなく、根拠をもって自分の希望を人に伝えられるようになります。
また、他者のキャリア事例や選択の背景を知ることで、異なる視点から自分に合った働き方をデザインできるでしょう。
たとえば、「自分は絶対に正社員じゃないとダメ!」と思っていたものの、
「副業×パート」で安定収入を得つつ自分のやりたいことを実現する方がマッチしていた、と気づくかもしれません。
そのため本やネットなど、さまざまな情報からキャリアや自分を見つめ直すことは、転職や仕事選びに重要です。
視野が広がることで新しい選択肢が増え、無理なく現実的にキャリアを描けるようになるでしょう。
自己分析の本をより効果に使うコツ
ここでは、自己分析の本をより効果に使うコツについてまとめました。
目的を明確にする
自己分析の本を効果的に使うには、自己分析の本を活用する目的を明確にしましょう。
たとえば「転職活動のために自分の強み・弱みを具体的に知りたい」という目的であれば、ワーク型の本がマッチします。
「転職希望はそこまでだけど、漠然と将来が不安で今後のヒントを得たい」という目的なら、ワーク型の本だけでなく、読書型の本もおすすめ。
他者の意見を取り入れる
一人で自己分析を進めていると、時々(限界だ、、)と感じるときがあるでしょう。
友人や家族に「自分についてどう思うか?」と聞くと、自分の知らない部分を褒めてもらえることがあります。
多角的に自分を理解でき、自己分析をより深く、現実的に進められます。
定期的に振り返りを行う
自己分析は一度で終わるものではなく、定期的な振り返えが重要です。
数ヶ月ごとに自分の成長や変化を確認し、「当初の目標からブレていないか」を振り返ることで、方向性を見直せます。
また、自己分析を行った後も、時々本書に立ち返りましょう。
当初の自己分析と照らし合わせてみることで、進捗をチェックし、新たな気づきを得ることができます。
定期的な振り返りを行うことで、自己理解がさらに深まります。
まとめ
自己分析本を選ぶ際には、自分の目的に合った本を選ぶことが大切です。
今回紹介した本を参考にして、自分のキャリアや人生をより良くするために役立ててみてください。
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