私、英検2級レベルの英語力だけど、英会話講師になれるのかな。
今度こそ続けて仕事していきたいし、簡単に辞めたくない。
英会話講師ってどんな人が向いているのか、詳しく知りたいな!
今回はこんな疑問に応えていきます!
英会話講師に興味があっても、向き・不向きがわからないと不安になりますよね。
英会話講師になるには、英語力だけでなく、提案力やコミュニケーション能力といったスキルが求められます。
この記事では、英会話講師に興味を持っている第二新卒の方に向けて、おすすめの転職サイトや向いている人の特徴、採用されるコツなど解説していきます!
〈この記事を書いた人〉
ライター ゆり
- 25歳で英会話講師になる(面接経験あり)
- 金融系の人事部にいたこともある
英会話講師の仕事内容
英会話講師のおもな仕事内容は、以下の通り。
- 授業の準備
- 追加レッスン、教材の提案
- 電話対応、メール返信
- 生徒のフォロー
- 新規生徒の対応 など
レッスンや教室の規模によって異なりますが、英会話講師が一日に担当する生徒は、数名から数十人程度になります。
通常、個別またはグループで行われ、生徒のニーズに応じた柔軟な指導が求められます。
オンラインや対面での授業でも、生徒のレベルに合わせた指導の工夫が欠かせません。
また、急な質問にも対応できるよう、業務内容の把握や、教室の運営体制についても知っておく必要があります。
全ての業務に慣れるには、1年ほどかかると思っておいた方がいいでしょう。
さらに、英会話講師はただ教えるだけでなく、生徒が英語学習に対してモチベーションを維持できるようにサポートすることも重要な役割です。
授業の内容を楽しく、かつ効果的に進めるためには、講師自身が創意工夫して生徒の学びを支援する必要があります。
そのため、「自分は英会話講師の適性にマッチするのか」は大事な視点です。
多面的に英会話講師について知り、自分との相性を確かめていきましょう。
英会話講師になるには資格の有無が問われる
英会話講師の募集には、以下のような資格の有無・採用基準を設けていることが多い傾向です。
- 英検2級以上
- TOEIC500点以上
子ども向けの英会話講師であれば、上記の基準をクリアしていればOKですが、
対象生徒が「ビジネスマン」「英語経験者」であれば、英検1級orTOEIC900点以上が求められます。
そんな英語力ないよ、、
そんな方には、一般教育訓練給付制度を使って、英語教育に関する資格(TEFL、TESOL、英検など)を取得することをおすすめします。
たとえばECC外語学院では、支払った学費のうち20%(最大10万円)が給付されます。
「お金がなくて英語を勉強できない」と悩んでいる人は、上記制度を取り入れているスクールで英語力をアップさせる方法がおすすめです。
英会話講師は、英語を「話す・聞く」ことを日常的に行います。スムーズな英語が使えると自信となり、採用・面接・入社後の自分を救います。
英会話講師に向いている人の7つの特徴
英会話講師に向いている人の特徴は、以下の通り。
- コミュニケーション能力が高い人
- 忍耐力・柔軟性がある人
- マルチタスク能力が高い人
- 自己研鑽できる人
- 夜間・土日勤務でもOKな人
- 英語を使って仕事したい人
- 英会話講師になりたい理由が明確な人
特徴1. コミュニケーション能力が高い人
英会話講師は、生徒との円滑なコミュニケーションが求められます。
単に知識を伝えるだけでなく、指導の際は相手の理解度に合わせてわかりやすく説明することが重要です。
生徒が感じている課題やニーズをしっかりと把握して対応できる人は、英会話講師に向いているでしょう。
また、教室運営の持続のため、英会話講師は教材やレッスンを売る営業活動も行います。
日頃から生徒と積極的に会話し、信頼関係を築いておく必要があります。
たとえば、
など、生徒の学習意欲・やる気を起こす声かけが大事。
特徴2. 忍耐力・柔軟性がある人
英会話講師には、忍耐力・柔軟性がある人に向いています。
英語の習得には時間がかかることが多く、生徒がなかなか進歩を実感できないこともあります。
そんな時に忍耐強く、生徒をサポートし続けられることが大切です。
また、生徒のスキルレベルや学習スタイルは多様であり、その場に応じて指導方法を柔軟に変えることも必要になります。
忍耐力・柔軟性がある人は、講師としての適性があるといえるでしょう。
特徴3.マルチタスク能力が高い人
英会話講師は、同時に複数の業務をこなす必要があります。
たとえば、「営業と電話応対」「レッスンの準備と指導計画立案」など、一度に全て対応しなければいけないとき、優先順位をすぐに見つけて対応していかなければいけません。
また、わからないこと・問題点があれば放置せず、「連絡、相談」で解決していくことが求められます。
todoを整理して効率的に処理するマルチタスク能力は、英会話講師にとって重要なスキルといえるでしょう。
特徴4. 自己研鑽できる人
自己研鑽できる人は、英会話講師に向いています。
なぜなら英会話講師は、英語のレベルが高ければ高いほど市場価値と希少性が高まるからです。
そのため、自分自身の英語力を伸ばす努力が欠かせません。
「英検〜級合格」「TOEIC〜点とる」など、目標を設定して英語力を鍛え、学びを生徒に還元していきましょう。
また、英語力だけでなく、指導力や提案力に関するスキルアップも必要不可欠です。
具体的には、以下のような視点が重要。
- どうすれば「生徒が続けて通いたい」と思ってくれる教室or講師になるか?(How)
- なぜ、〜さんの〇〇力は向上しないのか?具体的な解決策は?(Why)
自己成長を楽しめる人は、講師として長期的に活躍できるでしょう。
特徴5. 夜間・土日勤務でもOKな人
英会話講師の仕事は、夜間や週末の勤務が多くなることがあります。
特に、社会人や学生を相手にする場合、彼らのスケジュールに合わせたレッスンが求められます。
そのため、フレキシブルな働き方ができる人や、夜間・週末に勤務可能な人に英会話講師はおすすめです。
特徴6. 英語を使って仕事したい人
英語を使って仕事をしたい人に、英会話講師はピッタリです。
講師が英語を使う場面は、以下の通り。
- レッスン、指導中
- 海外の先生とのミーティング、報告・連絡・相談 など
在籍する海外スタッフの方との会話で、ネイティブ英語の聞き取りスキル・会話スキルがアップするのは、英会話講師の最大のメリット。
「グローバルな環境で働きたい」「英語に情熱がある」といった方に、おすすめの職業です。
特徴7. 英会話講師になりたい理由が明確な人
英会話講師になりたい理由が明確な人は、継続して勤務できるでしょう。
英会話講師に限らず、職業の志望理由は、仕事を継続する上でとても重要なポイントです。
英会話講師をある程度長く続けてキャリアを積むためにも、「どうしても英会話講師でなければいけない理由」を明確にしておきましょう。
英会話講師になるには?おすすめの転職サイト・転職エージェント
英会話講師になるには、以下の転職サイト、エージェントの活用がおすすめです。
以下は英会話講師を志望する人におすすめの転職サイトです。
【英会話講師を志望する人へ】おすすめの転職エージェント
- Education Career:教育業界に特化した転職エージェント。大手から中小企業まで登録されており、手厚いサポートが魅力。
採用率アップ!英会話講師の面接を乗り越える3つのコツ
採用率が上がる、英会話講師の面接を乗り越える3つのコツは以下の通り。
- コツ1. 英語の学習経験を伝える
- コツ2. 前職で評価されたor習得したスキルを伝える
- コツ3. 英会話講師を志望する理由を明確に伝える
コツ1. 英語の学習経験を伝える
自分自身の英語学習経験を伝えることは、英会話講師としての信頼性を高めます。
どのように英語を学び、実践してきたかを具体的に話し、面接官に自分の英語力や学習法への理解をアピールしていきましょう。
たとえば、
- 英語を独学で勉強し、英検〜級獲得したことがある
- 学生時代、〜の勉強方法で、英語のスピーチコンテストで〜賞をとった
- 海外留学で〜の経験をして、〜を頑張った
など伝えると、採用率が上がりますよ。
コツ2. 前職で評価されたor習得したスキルを伝える
前職で培ったスキルをアピールすることも、面接での評価ポイントです。
たとえば、
- 接客業でコミュニケーションスキルを培った
- 複数のタスクを同時にすばやくこなしてきた
- 〜なお客様に対し、ニーズを見つけて効果的な提案をして喜ばれた
など、具体的なエピソードを添えつつ、習得したスキルを強調し、適性を面接官に示していきましょう。
コツ3. 英会話講師を志望する理由を明確に伝える
面接官は、「なぜ英会話講師になりたいのか」「この人はなぜ御社を志望するのか」を重視しています。
そのため、職業と企業の両面から、志望理由を明確に伝えることが重要です。
特に前職が早期退職や異業種の場合、「なぜ仕事をやめたのか?」はほぼ100%質問されます。
論破されないよう、キャリアの目標や、なりたい願望といった熱意を伝えられるように用意しておきましょう。
まとめ:英会話講師になるには志望理由の明確化がキーポイント
英会話講師になるには、英語力だけでなく、コミュニケーション能力、マルチタスク能力といった、いろんなスキルが求められます。
採用には、志望理由の明確化が重要なポイントとなります。
面接練習をしっかり行って、万全に準備していきましょう。
コメント