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小学校教員を転職して後悔?後悔しやすい人の特徴や転職手順など元教員が解説

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「先生を辞めて後悔したらどうしよう…」
「思い切って転職したけど、教員とのギャップがあって、こらから慣れるのか不安だな…」

と考えていませんか?

いざ転職を考えたとき、あるいは転職した直後、「この選択は正しかったのか」と不安になっている人も多いのではないでしょうか。

小学校教員から異業種へ転職して「後悔した」と感じる人には、いくつか共通のパターンが存在します。

この記事では、転職で後悔する人の特徴や、多忙な小学校教員が進むべき転職手順など、元教員が解説。

スモールステップで失敗しない転職活動の進め方も紹介します。

小学校教員からの転職で後悔したくない方は、最後までご一読ください!

〈この記事を書いた人〉
 

ライター りりぃ

  • 小学校教員から一般企業へ転職した経験がある
  • 営業、事務、講師など、さまざまな職業を経験
  • 現在はライター・編集者として活動中
目次

小学校教員から異業種へ転職して「後悔した」リアルな話

ここでは、小学校教員・教育業界から異業種へ飛び込んだ、元教員たちが感じる「後悔パターン」を紹介します。

1.年収が下がった

小学校教員から未経験分野へ転職をした場合、スタート時の給与は下がる場合があります。

たとえば、20代の小学校教員の平均年収は約350~480万円※ですが、

民間企業の場合、約250~約400万円※となります。

比較すると、小学校教員は初年度から年収が高くなっており、

加えて公務員であることから、地域手当や住居手当といったさまざまな手当が受けられます。

実際、私はこれまで金融・民間の英会話講師・ライターをしてきましたが、小学校教員として勤務していた時が一番稼いでいました。

そのため、未経験で民間企業へ転職すると、「新卒に近い給与水準」からのスタートとなる場合もあり、

年収が50万〜100万円ほど下がるケースもあります。

そうなると、「転職しなきゃよかった…」と思う人もいるかもしれません。

厚生労働省-jobtag /国税庁-民間給与実態統計調査-第 14 図)年齢階層別の平均給与

2.子どもの成長を見ることがなくなる

教育業界以外の民間企業に転職すれば、教員時代に見ていた「子どもの成長」や「純粋な笑顔」に触れる機会がなくなります。

特に雰囲気が冷たい・笑顔が少ない職場or仕事だと、

教員時代のやりがいや、先生同士の連携が恋しくなり、転職したことを後悔するかもしれません。

他にも、先生は自然に栄養管理(給食)や、運動(体育)ができると思います。

転職した職業(事務職など)によっては、自分で健康管理する必要が出てくるため、

「転職しなきゃよかった…」と感じることがあります。

特に私はフリーランスになったとき、税金に関する知識がなかったため、理解に苦労しました。

3.異業種のスピード感や企業文化に馴染めない

小学校教員は、学校や地域、家庭とのつながりがメインの場所。

ビジネスとの関わりがない職業だからこそ、

民間のスピード感や成果へのコミット、ITスキルを前提とした業務に苦戦するかもしれません。

私も、IT/Web系で働いた時、そのギャップに驚きました。上下関係がほとんどなく、対等かつフラットに仲間と仕事する姿勢に、教員との違いを感じました。

また、「定時で帰れる」と思って転職したものの、「意外にも時間がかかる」「残業がある仕事」という理由で、転職したことを後悔する人もいます。

たとえば市役所で勤務する公務員は、「定時帰り」というイメージが強いですが、部署や時期によっては定時には帰宅できません。

公務員で働く知人によると、土日に仕事をすることもあるようです。

そのため、転職活動中に業界研究をしっかり行い、入社後の仕事や自分のロールモデルを探し、入社後へのギャップを少なくしていきましょう。

小学校教員の転職で「後悔する人」と「転職して良かった人」の違い

同じ「教員からの転職」でも、後悔する人と満足する人の差は「転職の目的」と「軸の明確さ」にあります。

×ネガティブな理由だけで転職すると後悔しやすい

「今の学校が辛いから」「〜さんが苦手だから」という理由だけで転職すると、

転職先の新たな不満(給与、人間関係など)に直面したとき、「前のほうがマシだった…」と後悔しがちです。

そのため、次の職場に求める条件が「今の不満の解消」だけに偏らず、

「自分が仕事に何を求めるか」という軸を持つことが重要です。

◯「次に叶えたいこと」がある人は満足しやすい

「土日祝にちゃんと休めて、自分の時間が欲しい」「教育業界の外でビジネススキルを試したい」など、

「転職して何を叶えたいか(軸)」が明確な人は、多少のギャップがあっても前向きに乗り越られます。

そのため、転職活動中の自己分析がとても重要になります。

教員が自己分析をするには、キャリアコーチングの利用がおすすめ。

キャリアコーチングとは、専門のコーチとの対話を通じて、自分に合ったキャリアの方向性を見出すサービスのこと。

単なる求人紹介とは異なり、自己分析、強みの発掘、価値観の整理を徹底的に行います。

客観的なフィードバックを受けることで、本質的な課題や理想の働き方が明確になり、後悔のない転職活動となります。

後悔しない!多忙な小学校教員が進むべき転職手順

多忙を極める小学校教員は、特に転職活動の流れを把握しておくのが重要です。

転職活動は「在職中」に始めるケースと、「退職後」に始めるケースの2パターンがあります。

ここでは、小学校教員が「在職中」に転職活動した場合と、「退職後」に転職活動をした場合の、2パターンで解説します。

ケース1【在職中】小学校教員として働きながら転職活動をする

小学校教員は「4月から翌年の3月まで」のように、年度ごとに学級担任を任されることが多いでしょう。

いつでも自由に退職できる環境ではないため、教員が在職中に転職活動をする際は、1年間の大まかな流れを把握しておく必要があります。

以下はその一例です。

小学校教員の転職活動 〜1年間の大まかな流れ〜

  • 4~5月   転職に関する情報収集を始める
  • 8~9月ごろ 転職先を決める
  • 10月ごろ  転職の意向を学校長に伝える
  • 翌年の12月ごろ 引き継ぎ
  • 翌年の3月ごろ 退職

在職中の転職活動は、退職後に間を空けず、すぐに次の職場で働ける点がメリット。

しかし毎日忙しい先生が、上記のように転職活動を進めるのはかなり難しいでしょう。

そのため在職中の転職活動は、ある程度転職先の方向性や、行きたい業界の目星がついている方におすすめの方法です。

少しでも転職を考え始めたら、あらゆるリスクに備えて貯金をしておくと安心ですよ。

ケース2【退職後】小学校教員をやめて転職活動をする

退職後に転職活動を行うメリットは、以下の通り。

  • 時間と気持ちに余裕を持って転職活動できる
  • 複数の転職先をピックアップして比較・検討できる
  • 落ち着いて転職活動ができるため、企業選びのミスマッチが防げる

ただし、安定した収入がなくなる点はデメリット。

また、公立の教員は地方公務員でそもそも雇用保険に加入していないため、

ハローワークで「失業手当」(転職活動中にもらえるお金)を申請できません。

ただし、代わりに「失業者の退職手当」という救済制度があります。

これは、退職時に受け取った退職金の額が、仮に民間企業で雇用保険をもらった場合の「失業手当の総額」よりも下回っていた場合、その差額が支給される制度です。

注意点:勤続年数が長く、十分な退職金をもらって辞めた場合は、差額が出ないため1円も支給されません。

勤務期間が短く退職金がゼロまたはごくわずかだった場合は、この制度を申請することで失業手当と同等の額を受け取れます。

この場合、窓口はハローワークではなく、所属していた教育委員会に申請します。

「未経験職種に転職したいけどスキルがない」
「スクールの受講料が払えない」

といった方は、民間企業の教育スクールと連携した、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」がおすすめです。(出典:経済産業省

利用できる理由:雇用保険の有無ではなく、「現在働いており、民間企業等への転職を目指していること」が条件のため、教員も対象になります。

もらえる補助額:講座を修了すると費用の50%(上限40万円)、実際に転職して1年就業するとさらに20%(上限16万円)が支給され、最大70%(合計56万円)が補助されます。

学べるスキルの例:IT・プログラミング、Webデザイン、マーケティング、動画編集、日本語教師など、未経験からでも需要の高いスキルが幅広く指定されています。

小学校の先生方には、「伝える力」「スケジュール管理能力」「高い信頼性」という強力なポータブルスキル(持ち運び可能な能力)があります。

これらに以下のスキルを掛け合わせることで、キャリアチェンジの成功率が上がるでしょう。

IT・Webデザイン分野

  • 狙える職種:Webデザイナー、コーダー、IT事務
  • 理由:未経験から求人が多く、在職中に成果物(ポートフォリオ)を作りやすいため、スキルの証明が容易。

マーケティング分野

  • 狙える職種:Webマーケター、SNS運用担当、企画
  • 理由:ユーザー(児童や保護者)の心理を汲み取り、アプローチを工夫してきた教員の経験を「言語化・数値化」して活かせます。

EdTech(教育×IT)分野

  • 狙える職種:教育系企業の教材開発、カスタマーサクセス、営業
  • 理由:学校現場のリアルな課題感や指導案の作成経験が、そのまま企業にとっての「即戦力スキル」になります。

リスキリング補助金を利用する4つの手順は以下の通り。

  1. 対象のスクール・サービスを探す…経済産業省の特設サイトから、認定の民間スクール(DMM WEBCAMP、テックアカデミーなど)を探す
  2. 無料のキャリア相談を受ける…各スクールで、専門のキャリアコンサルタントによる面談を最初に受ける
  3. 講座を受講・修了する…働きながら夜間や土日にオンラインなどで受講。修了時で受講料の50%が戻る。
  4. 転職サポートを受けてキャリアチェンジ…スクールが提供する転職支援を活用して民間企業へ転職し、1年継続して働くと残りの20%が支給。

在職中にスマホで1回「無料キャリア相談」を済ませておけば、退職後に最大70%の給付金で受講できます。

辞めてすぐ受講を始めれば、1日中勉強に集中でき、短期間で高いスキルが身につきます。

ただし、この制度は退職後ブランクを空けずに「すぐ次の仕事(転職)へ繋げること」が条件。3月までの講座修了を目指し、一気にキャリアチェンジを狙いましょう!

小学校教員の転職で「後悔しない」3つの対策

転職を後悔しないためにも、ここでは今からできる3つの対策を解説します。

1.自分が教員に向いているのか・向いていないのかを分析する

そもそも自分に小学校教員が向いているのか、向いていないのかわからない

という人は、適職診断としてマトリックス分析もおすすめです。(出典:科学的な適職)

以下、7つの徳目を使って、今の仕事を点数化していきます。

  1. 裁量権はあるか(自由)
  2. 進歩している感覚はあるか(達成)
  3. 攻撃型 or 防御型、タイプはあっているか
  4. 内容と報酬は明確か
  5. 業務内容はバラエティに富んでいるか
  6. 自分と似た人が多いか
  7. 他人の生活に影響を与えるか(貢献)

自分にとってどれくらい重要か?を1~3点満点で考えていきます。

たとえば、私は以下のように計算しました。

項目自分にとっての重要度実際の先生業務
裁量権はあるか(自由) 3/3(一番大事)2/3
進歩の感覚はあるか(達成) 2/32/3
攻撃型 or 防御型、タイプはあっているか3/3(攻撃型・スピード感のある仕事がいい)1/3
内容と報酬は明確か2/31/3
業務内容はバラエティに富んでいるか2/32/3
自分と似た人が多いか3/3(憧れの人欲しい)1/3
他人の生活に影響を与えるか(貢献)2/33/3

上記の私のパターンで見ると、

裁量・攻撃性・憧れの人が大事な仕事の価値観としてあることがわかり、小学校教員への向き・不向きが見えてきます。

科学的な適職(本)は自分の今の気持ちを客観的に整理するのに役立ちます。

もっと詳しく知りたいという方は、以下リンクより詳細をご確認ください。

2.「働く現場のリアル」を事前にリサーチする

入社後のギャップを埋めるために、働く現場のリアルを事前にリサーチしてみましょう。

企業の口コミサイトや、異業種で働く友人、転職エージェントを通じて、業界のリアルな働き方や厳しい側面を調べます。

企業の口コミサイトは以下がおすすめ。

  • OpenWork(オープンワーク):国内最大級。残業時間、有給消化率、待遇への満足度が数値化されており最も信頼性が高いです。
  • 転職会議:会社の短所や「入社後のギャップ」に関するリアルな書き込みが豊富です。

チェックのコツとして、「退職理由」の項目を重点的に読んでください。「残業代が出ない」「ワンマン経営」など、複数の人が共通して挙げている不満は「リアルな事実」である可能性が高いです。

また、転職エージェントの担当者は、「過去にその企業や業界へ転職した人たちのデータ」を持っています。

「元教員で未経験から入社した人は、何ヶ月くらいで仕事に慣れていますか?」

「離職率や、ぶっちゃけた社風はどうですか?」など質問し、

第三者のプロの目から見た客観的なリアルを教えてもらえます。

3.スモールステップで情報収集から始める

いきなり応募するのではなく、まずは転職サイトに登録したり、自己分析ツールを使ってみたりするだけで十分です。

小さな行動から自分の本心を見極めましょう。

まずは今週、ステップ1だけやってみてください。

ステップ1:【今週の目標】プチ情報収集・自己分析

まずは、転職アプリや、転職サイトを登録し、どんな仕事があるかを見てみましょう。

求人に応募するためではなく、「どんな民間企業があるのか」の選択肢を脳にインプットするためです。これだけで、一気に視野が広がります。

「どんな業界を見ればいいかわからない」という人は、自己分析を徹底的にしていきましょう。

自分の軸が見えなくなったら、まずは「本での自己分析」から始め、その後に「プロと対話する」流れがおすすめです。

まずは自己分析の名著などを参考に、一人の時間で「自分の得意なこと」や「大切にしたい価値観」を静かに整理してみましょう。

自己分析の本についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考になりますのでご一読ください。

ある程度整理できたら、次のステップとして転職サイトやエージェントのサービスを活用します。

客観的な視点を持つキャリアのプロと対話することで、本だけでは気づけなかった自分の強みや、教員の経験が活きる意外な業界が明確になります。

一人で悩み続けず、本で土台を作ってからプロの力を借りる。このステップを踏むことで、ブレない確実な転職活動が進められます。

ステップ2:【来週の目標】先輩たちの「生の声」や、情勢を見る

選択肢が見えてきたら、SNSやWeb、口コミサイトで、実際に転職した先輩の意見を見ておきます。

「民間企業に入って驚いたギャップ」や「やっておいて良かったこと」など、経験者だからこそのリアルな本音を収集できます。

一歩進んだ情報収集として、興味のある業界の「最新ニュースやトレンド」に触れておくことも重要です。

例えば、IT・Web業界を目指すなら注目のWebサービスや生成AIの活用事例、金融業界なら最新の経済情勢や業界の再編といったニュースを日頃から意識して読んでみましょう。

未経験からの転職では、専門スキルそのものよりも「その業界への関心の高さや知的好奇心」が大きな評価ポイントになります。

業界の今を知っておくことで、面接での受け答えに深みが出るだけでなく、入社後のギャップをなくすことにも繋がります。

スマホのニュースアプリやSNSを活用し、まずは1日1本、気になる業界のトピックに目を通す習慣をつけてみてください。

まとめ:教員からの転職は怖くない、後悔しないキャリアを選ぼう

これまで子どもたちのために全力で駆け抜けてきたあなたには、自分が思っている以上に多くのスキルが備わっています。

「スキルがない」と不安になる必要はまったくありません。

まずは本をめくってみる、1本のニュースを読んでみる、プロに少し話を聴いてみる。

そんな小さなスモールステップの積み重ねが、あなたの未来を大きく変えていきます。

教員という素晴らしいキャリアを生かしながら、これからはあなた自身の人生をもっと輝かせるための新しい選択をしてみませんか?

一度きりの人生です。あなたが勇気を持って一歩を踏み出し、後悔のない最高のキャリアに出会えることを心から応援しています!

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この記事を書いた人

金融機関→小学校教諭→英会話講師を経て、現在フリーのライター&ブロガーとして活動中。正社員、契約社員、アルバイト、業務委託を経験。

本サイトでは、今まで私が経験してきた就職・転職を元に、あなたのキャリアをアップデートさせる情報をお伝えしていきます。

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